不眠症に悩んでいる人の中には、
つい薬に頼ってしまう人もいるかと思いますが、
日頃から眠れるための環境を整えておくことがとても大切です。

眠れないと悩む前に、
まずは、快適に眠れるような寝室作りをしてみてください。

具体的には、

・寝室の温度と湿度を調節する
 眠るための部屋の適温は、夏は23~25度、
 冬場は13~15度、湿度は50~60%と言われています。

・寝室を暗くする。
 眠るためのメラトニンというホルモンは、
 明るいと分泌されにくい傾向があるので、
 寝室はなるべく暗くするようにしましょう。
 けれど、真っ暗にしてしまうと、トイレに起きた時などに危ないので、
 枕元にすぐ点けられるライトを設置した方がいいかもしれません。

・生活音を遮断する
 ちょっとした物音や、
 車や電車の音が気になって眠れないようでしたら、
 防音シートを貼るなどの工夫をしてみましょう。
 また、リラックス出来る音楽を低音で流してみるのも効果的です。

・寝室の色を落ち着いた色にする
 誰でもカラフルな色の寝室よりは、
 落ち着いた色の寝室の方が眠るためのリラックスに
 繋がりやすいと言えるでしょう。
 カーテンや壁紙などの色を一度見直してみましょう。

・リラックスする香りを利用する
 アロマテラピーでは、交感神経をリラックスさせる効果のある
 ラベンダーの香りが不眠症にも効果的だとされています。
 少量のアロマオイルをベッドカバーなどにふりかけたり、
 枕元に置いたりすると、効果が期待できるはずです。