不眠症と睡眠障害って違うの?

と思った人も
少なくないのではないでしょうか?

不眠症は、
睡眠障害の中の一つである
というのが正しい答になります。




不眠症とは、
ベッドに入っても長時間寝付けない、

深夜に何度も目が覚めてしまう、
眠りが浅くて熟睡できない、

早朝に目が覚めて寝付けなくなるなど、
眠れない症状を指した言葉です。



これに対して睡眠障害とは、

不眠症を含めて、
睡眠に関係する様々な障害や
病気のことを指しています。

つまり、睡眠障害の中には、
不眠症以外にも様々な症状が
あるということですね。



では、どんな症状があるのでしょう?

不眠症
上記に示したような
様々なタイプの眠れない症状。



過眠症
一旦眠りにつくと、なかなか
目をさますことができない症状で、
日中に睡魔が襲うことが多いと
言われています。

代表的なものとしては、
十分な睡眠(体や脳の休息)が得られず、

頭痛や記憶力の低下など
様々な肉体的症状が現れる
睡眠時無呼吸症候群。



昼間、突然強い睡魔に襲われ、
場合によっては本当に入眠してしまう
ナルコレプシーという症状は、
その原因がわかっていません。



睡眠・覚醒リズムの乱れ
1日24時間の睡眠・覚醒リズムが、
海外旅行の時差や夜勤、
夜更かしなどで乱れてしまう症状。



睡眠時異常行動
不眠症とは別に「不眠」と呼ばれることもあり、

主な症状としては
睡眠時に悪夢で目覚める、

眠ったまま徘徊する夢遊病、

目覚めているのに
身体が動かせないと感じる金縛り、
歯ぎしり、いびき、寝言などがあります。