マラソンにおいての
正しい姿勢(フォーム)は、

早く走ることよりも大切で、
怪我をしにくくするためにも

必ず身につけておきたい重要事項です。

マラソンの正しい姿勢(フォーム)とは、
背中が伸びている状態のことをいいます。

首を突き出てしまわないように
背中を伸ばすことが大切ですから、
鏡などで確認してみると良いでしょう。

また、実際に走る時には、
足の親指の付け根で地面を蹴り、

かかとから着地するように
走るフォームが基本となります。

この姿勢(フォーム)に慣れるまでは、
歩く速さからゆっくり走り、
体にフォームを覚えこませましょう。

走るスピードが上がってきたら、
腰を前方に出すイメージで、
上体をやや前傾させると良いです。

歩幅は無理に広げず、フォームを崩さない
程度の自分に合った楽な幅で出すように
しましょう。

走っていると、疲れてしまって
腕を横に振ってしまったりすることも
あるかもしれません。

しかし、腕を振るフォームが正しくないと、
基本となる姿勢を保つことが
難しくなってしまいます。

疲れてきても指を軽く曲げ、
肘も曲げて後ろに引くよう心がけ、

こぶしが肩にくるような腕の振り方を
意識しながら走るようにしましょう。

マラソンにおける正しい姿勢の
ポイントとしては、
他にも、目線の位置があります。

顎が上がりすぎたり、
下がりすぎたりしないように、
しっかり前方を見つめましょう。

それに、マラソンでは
呼吸も大切になってきます。

胸に空気を取り込みやすいよう
背筋を伸ばし、胸を開く感じを心がけ、

正しい姿勢(フォーム)を保って
マラソンを行うようにしましょう。