お風呂に入るのは好きですか?

この記事を読んでいる方の中には、
お風呂に入るのが苦手、嫌いという方
も少なからずいるのかな?

老化防止、若返りに効果があるとしても
嫌いな方は、嫌いなのかもしれません。

日本に住んでいても、
シャワーしか浴びないという方を
私が数人知っているということは、
結構な人数がいることに。。

ハワイに長年在住している方は、
知っていると思いますが、

こちらハワイでは、バスタブ(お風呂)
がない、シャワールールだけの部屋
が数多くありますよね。

シャワーでも老化防止を目的で浴びる
方法もありますので、この記事では、
入浴方法ということで。

思い出してみると、
私がハワイに引っ越してきた最初の
部屋は、お風呂がありませんでした。

お風呂好きな私としては、
かなり、ショックでした!!

現在は、お風呂がある家に引っ越し
毎日、肩まで浸かっています。

老化防止につながりますし、
疲労回復に役に立つ習慣ですからね。

入浴の様々な効果

温熱作用
お湯で身体が温まると、血行が促進され、
新陳代謝が活発になり、体内の老廃物や
疲労物質の除去が促されます。

とくに38~40℃のぬるめのお湯には、
カラダを休ませる神経〔副交感神経〕
に働きかけて、心身ともにリラックス
させる効果があります。

水圧の作用
お風呂に入ると、カラダ全体に圧力が
かかります。この圧力によって、
手や足にたまった血液が押し戻され、
血液やリンパ液の循環が促され、
筋肉中にたまっている疲労物質も
排出されやすくなります。

浮力の作用
お湯につかると、浮力で体重が約10分の1
になるため、筋肉、関節にかかる負荷が
減少し、筋肉の緊張が弛緩されます。

また、浮力により身体が軽くなって
リラックスすることは、

副交感神経が優位に働き、
血管が拡張し血液の循環もよくなります。

清浄作用
入浴すると、多くの方は体の垢を
ゴシゴシと洗い流します。

垢というのは、死滅した上皮細胞に
外部から付着した汚れが混じったものです。

上皮細胞は再生力が強いため、
絶えず新しい細胞によって古い細胞は
押し上げられ、約3、4日で無用のもの
になってしまいます。

これがすなわち垢(あか)です。

体に付着した垢は、熱発散や
皮膚呼吸を妨げるので、
健康上あまりよろしくないのです。

老化防止になる効果的な入浴法

入浴時の心がけ
食事の直前直後の入浴は体に良くないです。

入浴すると体表の血行を最大にするので、
胃や腸の消化器官に必要な血液が十分に
行き渡らず消化作用を大きく妨げるため
胃に負担をかけてしまうのが理由です。

ですから、食前、食後は、少なくとも
30分は空けてからの入浴が良いです。

「かけ湯」は、
入浴時の血圧の急上昇を
防ぐため必ず行ってください。

特に高血圧の方、心臓病の方、
寒い時期は注意が必要です。

「あがり湯」は、
湯ざめを防ぐ方法として、
湯あがり前に、できるだけぬるめのお湯、
または冷水を2、3杯かけると良いです。

注意! 高血圧や心臓の悪い方は
冷水によるあがり湯は止めてください。

あがり湯後は、体に残っている水分を
しっかりふき取ることも忘れずに。

身体を洗う順序は、
リンパマッサージの施術順序で
洗っていくと老化防止、若返りに
更なる効果が期待できます。

1.
最初に顎(あご)の下から、
脇(わき)の下に向かって首を洗います。

2.
左手末端から脇の下に向かって腕を洗います。
次に右腕を同様に洗います。

3.
左足末端から中央心臓へ、左脚を洗います。
右脚も同様に洗います。

4.
背中側、お腹側を洗います。

このような順序で洗うことで、
血行、リンパの流れが良くなり、
新陳代謝も促進します。

入浴後、温まった後に行うのが効果的です。

朝の入浴法
身体、脳を、目覚めさせるのが目的ですので、
「かけ湯」後、熱めのお湯(42℃前後)で、
2~3分温まるのが効果的です。

熱めのお湯、短い入浴は、
交換神経を優位にさせるので、
身体、脳が活動的になるのです。

夜の入浴法
一日の疲れを取り、
リラックスさせるのが目的ですので、

「かけ湯」後、ぬるめのお湯(38~40℃)で、
下半身浴(みぞおちより下を暖める)で
上半身が汗ばむまで暖めます。

個人差、体調、時期により、
お湯につかっている時間は異なります。
(15分~30分位)

上半身が汗ばむまで暖まったら、
首までつかり1~3分程温まりましょう。

「あがり湯」を忘れずに。

この入浴方法は、冷え性、腰痛、
肩こり、疲労回復に効果的です。

就寝の3時間程前に実行すれば、
寝つきもよく、ぐっすりと眠れます。

ぬるめのお湯の長湯は、
副交換神経を優位にしリラックスさせます。